リーダーを続々輩出?!女子校の意外なメリット
メリット1. 男性に頼らない生き方が身につく
一見、女子ばかりの世界では「良妻賢母」感覚が身につくように思われますが、実は女子校は、社会で活躍したい意識を育てやすい環境。
例えば共学校なら、力仕事は男子に頼る場面もあるでしょう。しかし女子校は全てを女子だけで乗り越えなければならなりません。児童会・生徒会などのリーダーシップを求められる場面でも、女子だけで行います。性差を意識しない環境が、逆に女子の自立心を促します。
メリット2. 却って交友関係がさっぱりしている
女性は太古より集団で子育てをしてきたため、群れるのが得意です。しかしその性質がマイナスに働いたとき、女性同士は陰湿な関係になりやすい欠点があります。
女子校では男子の目がないので、妬みが起こりにくく、女性の本来持つ「共感力」「団結力」が前面に出やすくなり、クラスの交友関係は良好なケースが多いです。
メリット3. 理系に進みたいなら有利!
性別の特性に合わせた授業展開や教科教育をできるのが、男女別学の長所です。その仕組みを利用すると、共学校に比べて女子校出身者の方が、理系に強くなれる可能性が広がっています。女子の特性に合わせた学習を展開すると、よりわかりやすい授業や理系に興味が湧くような授業が行えます。
医歯薬系や理系への進学実績が優秀な女子校は、女子を理系の面白さへ導く力量があるといえるかもしれませんね。
女子校のデメリットは?
父親と洗濯物を一緒にしたくないなど、男性である父親への嫌悪感を抱きやすいのは女子校の生徒だといいます。男子校出身者にもいえることですが、異性との距離感が掴めないまま大人になってしまったり、コミュニケーションの仕方がわからなかったりする場合もあります。
また女子校出身者は、自立心やキャリアウーマン思考が芽生えやすいだけに、世の中が求める女性像に悩む可能性もあります。
生活から完全に異性を排除してしまうのではなく、塾や習い事、クラブ活動などに参加して、意識的に異性と出会う機会を持つことも大切です。
行ってよかったと思いたい!人生を左右する男子校・女子校
男性・女性それぞれの特徴を考慮した古くも新しい教育、それが男子校・女子校の教育です。一見閉鎖的な環境は、むしろ自分の性別を意識することなく、一人の人としての人生を大きく飛躍させる原体験となるかもしれません。
ではどこの男子校・女子校がお子様に合っているのでしょうか。
(かがやく子どもたち編集部)
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