年中クラスには「総合クラス」と「巧緻&運動クラス」があります。 「総合クラス」では出来るだけ具体物を使いながら、「指示を聞く力」を育て、「受験に必要な高い基礎」を楽しく身につけていきます。「話しの記憶」「言語・知識」「数の操作」「図形」「季節やその他の簡単な巧緻」を毎回丁寧に行っています。年中クラスで高い基礎力をつければ、年長で苦労することもありません。スタートが早ければ早いほどしっか りとした土台が築けるのです。
年中総合クラスでは2つのことを大きな柱としています。1つは「数、言語、図形」をしっかり身につける。出来るだけ具体物を使って、基本を身につけていきます。もう1つは「巧緻性と運動」です。手先の器用さは練習が必要です。時間がかかるものだからこそ、ゆっくりでも、きちんと「塗る・切る」の技術を身につけさせます。指示を聞くこと、丁寧に行動することも、学ばせます。「人の話を聞けること」それが一番の受験の基礎となります。
「巧緻&運動クラス」は、巧緻性指導を通して「指示を聞く力」を徹底 させます。楽しく、ウキウキしてしまう作品でも、自分勝手に行うのではなく、先生が指示している時は、全員が手はおひざにして、お話を聞き、言われた通りに実行する。受験で最も必要な事は、「聞く力を育てること」につきます。その為に簡単な事から、話しを聞く、言われた通りに行う、綺麗に丁寧に行うこと徹底させることにより、楽しく実力をつけ、年長の学習に生かしていきます。
「運動」では筋力を付け、体力を付け、指示を聞ける子供を育てる指導をしています。色々な事を学んだ後には、ラダートレーニングで敏捷性、持久力を養成します。集団行動では自分勝手な行動を慎み、みんなと楽しく遊べるような指導をしております。 年中で大事な事は、きちんとした生活や躾。今までの親との関わりが良くも悪くも顕著に出る時期です。家での生活では問題がないと思っていたけれど、実は自分勝手で、教室に入れない子。したくない事はしない子など、今までの子育てで反省すべき点を反省し、やり 直しの出来る最後の年となります。ペーパーなどの無理な先取りはあまり良いとは思いません。今は沢山本を読んであげて、集中力と愛情を注ぎ、「聞く力」をしっかり身につけ、来年の受験の1年をしっかり過ごせるどっしりとした土台を築きたいと考えております。