桐朋学園小学校が人気である3つの理由とは?

毎年たくさんの子どもたちが受験する東京都国立市にある人気の私立小学校、桐朋学園小学校。

今回は桐朋学園小学校がなぜ人気なのか紹介いたします。

桐朋学園小学校とはどんな学校?

桐朋学園小学校は、東京都から文教地区に指定されている国立市にある男女共学の私立小学校です。

小学校は男女共学ですが、在籍していた女子児童は中学進学の際に、調布市若葉町にある桐朋女子中学校・高等学校へ移籍します。

男子児童は同じ敷地内にある桐朋中学校・高等学校へ進学します。この時に桐朋学園小学校の併設校である桐朋小学校(調布市)の男子児童も合流します。

以下の図のように、東京都国立市にある桐朋学園小学校、桐朋中学校、桐朋高等学校を桐朋学園の「男子部門」、東京都調布市にある桐朋幼稚園、桐朋小学校、桐朋女子中学校、桐朋女子高等学校を「女子部門」とよんでいます。

 

桐朋学園では子どもたちを充実した環境でじっくり育て、人間としての無限の可能性を豊かに開花させようと一貫教育を取り入れています。

桐朋学園小学校の教育方針とは?

昭和34年から続く伝統と歴史がある小学校です。桐朋学園の先生は開校以来受け継がれている「一人ひとりの子どもの心の隅々まで行きわたる教育を」という言葉を大切にし、子どもを育成しています。

そして、ホームページには桐朋学園小学校の特色として「基礎学力を充実する」「心身を鍛える」「情操を養う」の3つがあげられています。

基礎学力を充実する

桐朋学園小学校にはいわゆる「通知表」はありません。一般的な暗記中心のペーパーテストで点数をつけたりせず、子どもたちには基礎学力をしっかり定着させ、問題解決の能力を磨かせます。

スマートフォンが普及してインターネットが身近になり、物やサービス・情報も国境を越えやすくなりました。このような変化が激しい時代に生きる子どもたちには様々な状況を客観的に理解して最適な解決策を自ら生み出さなければなりません。その時に必要な能力の1つに基礎学力と問題解決力が考えられますので、桐朋学園小学校の教育方針は子どもたちに生きる力を与えてくれると思います。

心身を鍛える

最寄りの国立駅から15分歩いて通学させることによって心身を鍛えます。また6時間目が終わると1時間程度あそびの時間が設けられており、子どもたちには敷地内の運動場や雑木林でどろんこになるまで遊ばせます。汚れてしまうので、子どもたちのほとんどが通学用の制服と靴の他に「あそび用」の私服と靴を持っていきます。

さらに高学年になると登山や遠泳も実施され、目標を達成しようとする強い意志を養います。

東京の子どもたちは体を動かして遊ぶ時間なのないのではないか?とよく問われることがありますが、桐朋学園小学校の子どもたちには当てはまりません。

情操を養う

ホームページにも記載されている「情操」とは何でしょうか。

ブリタニカ国際大百科事典の說明を引用いたします。

美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心。
道徳的・芸術的・宗教的など、社会的価値をもった複雑な感情。
出典|ブリタニカ国際大百科事典

人間は持って生まれた感情として喜怒哀楽があると言われていますが、この「情操」という概念は道徳・芸術・宗教などの社会的価値観がないと育まれない感情と言われています。

桐朋学園小学校では、雑木林に囲まれた環境で子どもたちに自然と触れ合うことの大切さを教えます。

きゅうりや大根などの栽培やうさぎやチャボを育てさせることで生命の営みを理解させて子どもたちの優しい心を育くむと同時に仕事に対する責任感も芽生えさせます。

5年生には1年生の通学の送り迎えをさせ、お兄さん・お姉さんとしての誇りや自立心を養います。

このように桐朋学園小学校には社会的価値観をもった感情、「情操」を育むための環境や制度が整っているのです。

桐朋学園小学校はなぜ人気?

桐朋学園小学校は毎年多くの子どもたちが受験します。

平成29年度は男子36名の定員に対して、358名の応募(倍率9.9倍)、女子は36名の定員に対して208名の応募(倍率5.7倍)となり非常に高い倍率です。

また下記のように年々受験者数が増えています。

2015年度(平成27年度): 男子 307名・女子 172名
2016年度(平成28年度): 男子 319名・女子 182名
2017年度(平成29年度): 男子 358名・女子 208名
出典:お受験インデックス

桐朋学園小学校に子どもを通わせる何名かの親御さんにこの学校を選んだ理由を聞いてまとめてみました。

教育方針や環境・制度に共感

やはり、桐朋学園小学校の「一人ひとりの子どもの心の隅々まで行きわたる教育を」という教育方針に基づいて整えられた緑豊かな環境や子どもの情操を養う制度を評価する親御さんは多いです。

この雰囲気は実際に学校に行ってみないとわかりません。

2017年は下記日程で学校体験日が予定されています。

日程:

(1) 2017年5月20日(土) 9:00~

(2) 2017年5月20日(土) 13:00~

内容:全体説明の後、各教室にて、体験授業・授業説明・施設開放が実施されます。

場所:

 

予約しないと参加できないので桐朋学園小学校をご検討の方は是非参加してみてください。

>>桐朋学園小学校の詳細はこちら|桐朋学園小学校ホームページ

自然の中で子どもをしっかり遊ばせてくれる

6時間目が終わってから1時間程度あそびの時間が設けられています。低学年のクラスには先生も一緒に子どもたちと遊んでくれるそうです。

あるお母さんは「子どもがいつも泥だらけになって帰ってくるが、それでもニコニコしてその日の学校の話をしているのを見ると、この学校に入学させてよかったと満足している」と言っていました。

芸術系以外の大学・大学院がない

桐朋学園には高等教育機関として桐朋学園大学や桐朋学園大学院大学、桐朋学園芸術短期大学がありますが、これらは桐朋学園「音楽部門」として区分され、普通科の高校生が進む一般的な大学・短期大学ではありません。

つまり桐朋高等学校、桐朋女子高等学校の高校3年生は、大学の法学部や医学部に進学したいと思ったときには必ず受験勉強をして「桐朋学園」から卒業しなければなりません。

桐朋学園小学校時代には通知表もなく、子どもたちをのびのび遊ばせて情操を養う教育を施しますが、中学校・高校に進学すると将来の大学受験のためにしっかりと勉強させる学校でもあるのです。

桐朋学園小学校に子どもを預ける親御さんは、子どもに小学校〜高校までの間は教育方針のしっかりした桐朋学園で学び、大学受験の時に国立大学や有名私立、医学部に進学してほしいと期待しているのです。

実際に、多数の桐朋高等学校卒業生が東京大学や地元の一橋大学、国立大学医学部に進学しています。

・教育方針・環境・制度がしっかりしている

・自然の中で子どもをしっかり遊ばせてくれる

・芸術系以外の大学・大学院がない

親御さんに質問をしたところ、大きく分けてこの3つが桐朋学園小学校に子どもを進学させた理由でした。

桐朋学園小学校へ入学するには

男女あわせて72名です。

桐朋学園小学校の受験スケジュール(2017年)

インターネット出願専用サイトの開設

2017年9月1日(金)〜

出願手続き期間

10月1日(日)0:00〜10月3日(火)23:59

選考日

11月5日(日)・6日(月)のうちの指定された1日、

7日(火)・8日(水)のうちの指定された1日、計2日間

合格発表

11月10日(金)午前9時(専用サイトで発表されます)

選考方法

小学校受験で一般的なペーパーテストと親の面接がありません。
2日間に渡って以下のような力を試す課題が出題されます。

・発想力を伴う制作ができるか
・思考力、観察力を伴う巧緻性テスト・パズルが解けるか
・与えられた複数の指示を守り、集団行動ができるか

1日目の課題
想像力豊かに、形や指示を使っての制作ができるかどうかの課題と、観察力・思考力を使っての巧緻性を試す難題があります。1日目はこの二つの課題をクリアしなければなりません。

制作は平面を使った問題と立体を使った問題があり、毎年どちらかが出題されます。平面の場合は色々な条件で出来た形を使って何かを想像して、切り貼りするなどです。立体の場合は紙皿、紙コップ、箱根、紙袋、ビニール袋等を使用します。

観察力・思考力を使っての巧緻性を試す難題では、見本の通りに作る課題、例えば紐通し等です。緻密な観察力と深い思考力が要求されます。年によっては立体、平面パズルなどの課題などが出題されます。かなり図形に強くないと取れない問題も多いので、桐朋学園小学校の入学者にお医者様の子弟が多いのも頷けます。

工作教室では「今日はこれをつくりましょう!」という課題を出し、素晴らしい作品を作るための技術は教えますが、それは桐朋学園が望む教育ではないのです。習って来た物を再現するのではなく、その場で何かを発想、創造出来るかが試験です。凄い作品を作らなければ合格出来ないと思い込んでいる方が多いのです。説明会の先生のお話を良くお聴き下さい。 

2日目の課題
一つはお約束が幾つかあり、それを守ってゲームや遊びをするという課題です。子どもたちはつい遊びに気を取られ、試験だというのも忘れ、地を出してしまいます。

二つ目は指示行動です。子どもたちは言われた通りに行動しなければなりません。お片付けの試験などが当てはまるでしょう。

どちらも、子どもの人間性や話を聞いて素直に従えるかどうか、我儘に他人を押しのけ、自己中心的な振る舞いはないか等を1時間をかけて試験します。

例えば「今日はお祭りです。お魚釣りや輪投げゲームをみんなで楽しみましょう。魚が2匹つれたら次のお友達に交代しましょう。輪投げのときにはこの線よりも手前で投げてください」といった指示を子どもたちに与えて、子どもたちにその指示通りの行動ができるかを観察されます。

子どもたちは「お祭り」という楽しい雰囲気に飲まれて魚釣りの場所をずっと独占してしまったり、輪投げを成功させたいために線をまたいでしまったり。試験官である先生は「ついつい出てしまう子どもたちの地」を観察されます。

「子どもたちの地」の部分は塾や幼児教室の受験対策で対応するものではありません。親御さんの日頃からの躾の問題です。よく「この塾では子どもに正しい姿勢で座るように指導します。先生の話を聞いているときには手足をバタバタさせないように指導します。」といった形だけの躾をアピールする塾があります。

しかし、桐朋学園小学校が見ているところは、親も先生もいない子どもたちだけの集団の中でどのように行動するかの「子どもたちの地」の部分です。

「子どもたちの地」の部分を躾けるためには、親御さんが子どもも社会の一員であるということを認識し、日頃からしっかりと子どもとコミュニケーションをとって、「指示が聴ける」「指示が理解できる」「正しく行動できる」ように育てることが大切です。

桐朋学園小学校への受験対策

桐朋学園小学校と同じ国立市にあるひとみ幼児教室では桐朋学園小学校の受験対策に特化した「桐朋クラス」を開講しています。

桐朋クラスの7割以上の子どもが桐朋学園小学校に合格しています。合格実績の数字には模擬試験だけ受験した子どもの数は入れていません。このクラスで最後まで受験対策をして桐朋学園小学校受験にチャレンジした人数から計算しています。

長年、国立市で桐朋学園小学校への受験対策をしてきたひとみ幼児教室だからこそ、子どもたちを成長させるノウハウがあります。

桐朋学園小学校のことや幼児教育のことなど、気軽に相談できる無料相談窓口を用意しておりますので、お気軽にご連絡ください。

>>桐朋学園小学校や小学校受験に関するご相談はこちらから

桐朋学園模試のお知らせ

ひとみ幼児教室では、2017年5月14日、6月11日、7月9日に桐朋学園模試を予定しております。

この桐朋学園模試は桐朋学園に多数の合格者を出しているひとみ幼児教室だからこそできる内容です。制作・巧緻・指示行動・集団行動を2時間から2時間半にかけて丁寧に試験いたします。

試験終了後、試験を受けたグループごとに分かれ、特に集団行動の様子などを詳しく說明して本試験ではどうすれば良いのかをフィードバックいたします。親御さんからの個人的なご質問をお受けいたします。

例年、ひとみ幼児教室の生徒だけでなく、外部の子どもたちも多数受験しておりますので、桐朋学園小学校に興味のある方はご検討ください。

>>桐朋学園模試の応募に関するご質問はこちらから

(かがやく子どもたち編集部)

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