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早稲田実業初等部の入学試験1次試験の特徴と対策とは?

早稲田実業初等部の絵画テスト

(写真=PIXTA)

早稲田実業初等部は、慶應幼稚舎と並び都内最難関私立小学校のひとつで、毎年男女ともに高倍率の入学試験となります。早稲田大学までエスカレートで進学できることもあり、ぜひ受験候補にしたいと考えるご家庭が多いのもうなずけます。

さて、早稲田実業初等部の入学試験とはどのようなものなのでしょうか?

まず、1次試験でペーパー、個別、集団テストが行われた後、1次合格者を対象として2次試験(親子面接)が行われますが、どの課題も広範囲から出題されハイレベルな内容です。

ハイレベルな1次試験

早稲田のペーパー試験は2枚あります。1枚には「お話の記憶」が二題出題され、もう1枚にその他の問題が1題あります。「その他の問題」が難問です。

小学校試験の定番である重さ比べ、同図形発見も難易度が高い上にたくさんの選択肢から正解を選ばなければならないなど、ペーパーに自信があるこどもでも、試験時間が短くて全問解き終わらないこともあります。その他にも「図形・規則性・常識問題」などが出題されますが、出題は広範囲におよび問題レベルも高いです。

巧緻性(ちぎり絵)、課題画、指示製作(油粘土、カード作りなど)では、条件が細かく指定され、それに従って作ることができているか?をチェックされます。

作った絵画や制作については、例えば「空を自由に飛べるじゅうたんがあったら、あなたはどこへ言って何をしたいですか?絵に描いて説明してください。」など質問されます。

子供らしい発想力と表現力、そして発表力も問われます。

運動テストは、けんけんや後ろ向き歩き、模倣体操など簡単な内容ですが、指示をしっかり聞いて言われた通りにできているか?をチェックされます。試験担当者の動きを一度見て、その通りに動く問題は記憶と反射神経が必要ですが、なかなか難しいです。

「行動観察」で見られるのは?

個別課題では5つか8つの指示の中に洋服たたみや傘を閉じる問題もあります。指示を覚え、一連の指示を素早く的確にこなす必要があります。

集団課題では、相談しながら遊びかたを考えて遊ぶことができているか?、コミュニケーション能力や行動力がチェックされます。リーダーシップを取って行動することだけでなく、周囲と助け合いながら行動しているか?も重要なチェックポイントになります。

行動観察では、入学後の生活、学校生活を送っていくにふさわしい生活力、協調性、行動力、判断力があるかどうかを細かく見られるとともに、発想力や発表能力も問われます。

特に協調性の観点で、人の立場で物事を考えられるか?人に勧めたり、譲ったりすることができるか?という点が大切です。「ただリーダーシップがあればよい」と勘違いしている親御さんが多いですが、単にわがままを通しているだけだと判断されればマイナスになります。他者を思いやる気持ちがあるかどうかが問われています。

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(かがやく子どもたち編集部)

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