成蹊小学校が人気な理由とは?子どもの将来性を育む教育が魅力

今学校選びで特に重要視されているのが、付属校に入ってそのままエスカレーター式に中学校、高等学校、大学と進むという方法です。教育改革が国レベルで行われている今、受験に関しても変更点が多く、そのまま内部進学できるという学校の特徴が注目されています。今回はそういった付属校の中でも人気のある成蹊小学校についてご紹介します。

成蹊小学校が人気なポイント

近年成蹊小学校は附属校としての人気が高まり同じ学校法人内に大学まで含まれている点で人気が高まっています。ここでは学校のカリキュラムという点からどのような点でこの小学校が人気であるのかをご紹介します。

■英語教育が充実しているので将来に役立つ

成蹊小学校の英語教育はネイティブスピーカーの講師と成蹊大学の学生が協力して教育環境を整えています。そのため、小学校内の帰国子女用の学級でなくても、高い英語教育を受けることができます。この教育体制により英語の4技能である「読む」「書く」「話す」「聞く」のスキルを身につけられます。また児童が主体的に英語での発表活動ができる体制が整っています。

■自然と親しむ「こみち科」のカリキュラムで、表現力や個性を養う

「こみち科」とは成蹊小学校で実施されている探究、協調を軸とし生徒の個性を育むカリキュラムです。主に自然に触れる、身の回りで起こっていることへの興味から児童が探究できるカリキュラムとなっています。例えば低学年で行われている「栽培」という授業では野菜を育てるということに主軸を置き、種から育てることによって実体験を通して学びができます。

■学年内完全教科担任制を導入しているので、質の高い授業が受けられる

成蹊小学校の教員は専門分野を深く研究している割合が高く、小学5、6年生のクラスではその教員の強みを生かす教育を行うため学年内完全教科担任制を導入しています。各教科を中等教育で行われているように、教科毎に専任の教員が教えるという教育を行なっており、各教科に関して質の高い教育が受けられます。

成蹊小学校ってどんな学校?その特徴とは

教育の特徴はどうなっている?

成蹊小学校の特徴としてあげられるのは、専門性を高め、個性を伸ばし、こころを育てる教育を行なっているところです。

■専門性を高める教育

専門性を高める教育では先に説明した「学年内完全教科担任制」に始まり、専科制を導入しており、音楽、美術、体育、英語、読書については1年生から、理科は3年生から、漢字は5年生から専任の教員のもとで質の高い教育を受けられます。またパソコンコーナーが学校内に設置されており、児童が1人1台パソコンを用いて自由にインターネットの情報にアクセスでき、またパソコンコーナーに可動式机と椅子を用意することで児童のグループワークを促進する環境を整えるなど、IT教育、グループ教育の体制も整えてあります。

■個性を伸ばす教育

個性を伸ばす教育の一環としてゆとりのある学級を整えています。1〜3年生は1学級28人、4〜6年生は1学級32人とし、クラス替えを1年生、3年生の終了時にすることにより子どもたちがより関係性を持てる学級体制を有しています。また各教科でオリジナル教材を作ることによって、子どもの成長により価値のある教育を常に探究し続けています。そして児童に創意工夫を促すことによって、日常のなかで「なぜ?」と思ったことに対して自分で分析し理解する、そこから発想するということを楽しみながら教育の中で実践することで個性を伸ばしています。そのため「東京都児童生徒発明くふう展」に複数名が入賞するなどの実績を残しています。

■心を育てる教育

こころを育てる教育では先に説明したこみち科のカリキュラムに加え、日記指導を創設当初から伝統的に続けています。日記を通じて児童が生活の中で感じたことなどをまとめる機会を提供し、考える力を養います。ここでは自分の成長の振り返りを通じて目標を明確化する、また相手に自分の考えていることを文字で伝えるコミュニケーション能力の向上ができ、また先生との関係性を強めることによりこころを豊かにします。また凝念という黙想をする時間を定期的にすることで精神集中をしてこころを整理する時間があります。

■自治阻止区「桃の会」とは?

「桃の会」とは1946年に始まった児童運営の自治組織で、学校内で日々起こる様々な問題に対して児童が自身で解決に導くために結成されています。組織の中で児童は自身の立場などについて学び、自主的に問題解決できる能力を養っています。1〜4年生では学級で、5〜6年生では個人として「桃の会」に関わり、園芸、飼育、生活、給食、放送など様々な分野で自主的に問題解決に取り組みます。

■国際学級

成蹊小学校では帰国生を受け入れるための学級として1964年に国際学級を設置しました。国際化社会に対応できるグローバルな考えを持てる児童を育成するという目的に国際理解教育、学習面、生活面でのサポート、保護者との連携などを行なっております。
国際学級担任と学校探検をすることでまず学校での生活の楽しみ方、道具の使い方などを習います。そして学校の生活に慣れることで一般学級の児童と同じ生活リズムを身につけ一般学級に入ります。国際学級担任はその後も児童に関わり、苦手科目に関しては必要に応じて指導、補習を行、また外国語のレベルのさらなる向上を図ることのできる「アドバンス英語コース」の授業で英語力の向上をできる体制があります。

国際理解教育

成蹊小学校では1年生からネイティブスピーカーとの授業を通し英語力のみならず、国際交流の観点からも授業を行い世界への視野、興味関心を育みます。そしてオーストラリア体験学習、Let’s Readと呼ばれる英語絵本の読書会、英検Jr.への挑戦などを通して、国際機会を促す教育を行なっています。

■給食への工夫

給食は給食室に全学年が集まって食べます。また食材は全国から直送された国産のもののみを利用し調理しています。そして生産者の紹介を見えるようにすることで子供たちに食物、生産者への感謝をする指導をしています。また「こみち科」で育てた野菜などを自ら調理し、食べることでの食育も行っており、食を通じて身の回りの問題について考えることも大切にしています。

成蹊小学校の理念・教育方針

成蹊小学校の理念は「自立、連帯、創造」です。また教育理念としての柱として「個人の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」「師弟の心の共鳴」「自奮自発の精神の寛容」という5つを唄っています。

■自立する力

自発的に行動することを第一に考えており、自ら考え行動する力をつけるため6年間のカリキュラムの中で自立する力を育成します。

■連帯する力

周囲にただ合わせるだけではなく、集団の中で相手を尊重し、自分の役割をしっかり認識し、その上で自分自身の持っている力を発揮する方法を身につけることを目標にしています。

■創造する力

好奇心の創造を中核とし、自身の興味をもとに考えを広げる児童を育成しています。またそれを自分で表現できるようにすることで児童の探究心を想像生へと変えることを目標にしています。

成蹊小学校に入学するには?

成蹊小学校に入学するためにはまず学校の現場を知るために学校説明会に行くことが大切です。また受験に関しては学校のホームページなどで得られる受験情報を確認するようにしてください。特に受験情報は毎年刻々と変化するものなので、受ける年度のものを必ず確認しましょう。

■成蹊小学校の学校説明会・学校公開日

2021年度の成蹊小学校の学校説明会や学校公開に関しては新型コロナウイルス感染症対策として例年通りの開催ではありません。学校説明会は年2回行われます。第一回学校説明会はオンラインで5/27(木)〜6/4(金)に行われ、個別面談に関しては6/5(土)に対面にて行われる予定です。第2回学校説明会は9/4(土)に行われます。また学校公開行事に関しては、運動会は一般公開を行いません。その他、オープンスクールは6/18(金)、文化祭は10/10(日)にそれぞれ行われます。詳細に関しては決まり次第成蹊小学校ホームページに掲載があるので確認をこまめにしましょう。

■成蹊小学校の受験倍率

成蹊小学校の受験倍率は男子、女子で若干異なります。男子は例年350〜370名ほどが受け、受験倍率は5.4〜5.6倍となっています。女子の場合も受験者数は同程度で受験倍率は5.3〜5.5倍です。おおよそ5人に1人が合格する水準の学校です。

■成蹊小学校の募集要項

2022年度新1年生の募集要項はホームページ上に掲載されています。PDF版は9/6(月)からホームページ上で入手が可能です。出願資格に関して2015年(平成27年)4月2日〜2016年(平成28年)4月1日までに出生した者となっておりますので、ご自身のお子様に受験資格があるのかについて確認しておきましょう。
募集要項はコチラ

成蹊小学校の受験対策

成蹊小学校で出される問題には男女で難易度に差があります。女子の方が断然難しいです。出されるは項目としては4つです。特に運動・指示行動は難問で、指示通りに正方形、三角形の辺を使いながら問題に答える形式であるため、技術を身につけるのに1年ほどかかります。またこの問題形式は15人1グループの試験で、15人が終わるまで記憶を続ける必要があるので相当な記憶力も必要です。また保護者の面接でも「子どもにどのような背中を見せたいか?」というような考えさせられる質問をされるため、日頃から教育の中で自分達のあり方を考えておくことが必要です。また子どもに関しては集団行動ができるようしっかりと育成しておく必要があります。

成蹊小学校へのアクセス

成蹊小学校は成蹊中学高等学校、成蹊大学と同じ敷地にあります。JR中央線・総武線(東京メトロ東西線)、京王井の頭線吉祥寺駅からバスで約5分、徒歩約15分です。また西武新宿線武蔵関駅から徒歩約20分でもアクセス可能です。西武新宿線西武柳沢駅からは吉祥寺駅行きの関東バスで約15分です。アクセスの地図については成蹊小学校ホームページ中央上部の交通アクセスをクリックすると見ることができます。

まとめ

成蹊小学校は児童の興味を引き出し、それを少人数教育や教科担任制という質の高い教育を通じて自身の言葉で説明できるようにし、考えを深めさせるという児童の自主性に働きかける先進的な教育を行なっています。その上英語教育でもネイティブ講師や大学生、そして国際交流を通じた教育を行なっています。小学校の入学のためには受験対策、募集要項の確認など労力をさかなければいけない箇所が多いのでしっかりと準備しましょう。

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