「ひとみ幼児教室で学んだこと」
(暁星小学校・桐朋学園小学校・国立学園小学校・洗足学園小学校・ 西武学園文理小学校 合格 )
ひとみ幼児教室は勝つ集団です。受験に勝つ。弱い己に勝つ。勝つための要素をたくさん教えてくれます。受験は子供のみならず親の受験と言われていますがひとみ幼児教室で学んだ事は単に希望する小学校に合格するためだけではなく、これからの厳しい時代を生き抜くための力、術を根本からしっかりと親子に植え付けてくれました。多くの幼児教室があります。目指すゴールは一緒かもしれませんが教育環境や指導の過程が全然ちがいます。一般的に多いのは行き詰まった親子を励まし慰め、ゲスト扱い。親御さんとも友好的で好感をもってもらうが結果は今ひとつ。ひとみ幼児教室は親子を決して甘やかしません。しかしこの上ない愛情でサポートしてくれます。子供の潜在能力を100%引き出すために長所を伸ばし、子供の欠点を瞬時に見抜き、短所を徹底的に鍛えてくれます。また、子供たちに競争意識を持たせ子供のやる気を伸ばします。そして、親の参加意識の向上や、弱い気持ちを奮い立たせ、前に進む力を養ってくれます。子供、親、そして先生が三位一体となり初めて受験に打ち勝つことが出来るのです。
私たちはひとみ幼児教室に通うことにより、受験にとって何が大切であるのかを知る事が出来ました。
私達親子が始めてひとみ幼児教室を訪れたのは、息子が年中の夏休み。小学校受験に対する知識も無くそろそろ準備を始めないと間に合わないのでは?と、何箇所か幼児教室を体験して決めようと思っていました。ひとみ幼児教室の体験授業に訪れた際に、言葉を失ったのを覚えています。お子さん達がきちっと椅子に座り、問題を解くスピードの速さ、この天才児達は・・・。驚きました。そしてお子さん達の自信に満ちた姿と集中力。場の空気に馴染めず半泣きの息子を見て、私達はついて行けないと正直思いました。他のお教室では、先生が息子に簡単な問題が出来ると「素晴らしいですね。よく出来ましたね。また頑張りましょうね。」と沢山褒めてくれて、息子はひとみ幼児教室には行きたくないと言うので、私はお断りのお電話をしました。電話に出られたのはとても元気なひとみ先生でした。私は「ひとみ幼児教室の素晴らしさは存じ上げていますが、息子はあまりお勉強をすることに慣れていなく、息子が他のお教室を希望していますので申し訳ありません・・・」とお話しすると、ひとみ先生は「まだ4歳のお子さんに通うお教室を決めさせるのですか?その様なご家庭には来ていただかなくて結構です。私は子供をおだてたりご機嫌をとったりしません。意味も無くお子さんを叱ったりもしません。
いつも真剣に子供たちと向き合っています。・・・」と言われ私は恥ずかしさと共に胸が熱くなりました。この歳になってストレートに指摘されることが無かったからです。確かに今思えば、子供を大事にすることを勘違いしている甘い親でした。この先生はいったい何者だろう?と大変興味が湧きそのまま一時間お電話でお話しすると、ひとみ先生の教育に対する熱心さ、子供たちに対する深い愛情を知り、この先生に息子を託そう信じてみようという思いですぐにひとみ幼児教室の門を叩きました。これがひとみ先生との出会いでした。
年中の9月からお教室に通いだしましたが、息子はメソメソ泣いてばかり。授業中も私の顔を見ては「ママ。帰りたい。」と言っていました。周りのお子さんに少しでも付いていけるように、パソコンを使って、授業でやったペーパーを真似て自作し、繰り返しやらせていくうちに力がついていきました。段々と息子も自信がつきひとみ幼児教室に通うことが楽しくなったようでした。
11月から待ちに待ったひとみ先生の授業が始まりました。先生の授業はスピード感溢れ、3時間の授業があっという間に感じられました。子供も親も先生の授業に引き込まれていきます。そして、子供達の集中力は見る見るうちに付いていきました。先生はたくさん褒めてくださり、それが子供にやる気を起こさせ成績につながっていきました。また、しっかりと叱ってもくださいます。厳しさの裏側には先生の愛情が溢れ、まだこんな小さな子に沢山お勉強させて可愛そうだなという揺れる親の気持ちをしっかりとした道へ導いてくださいました。
以前ひとみ先生は「親が絶対にぶれない事です」とおっしゃっていました。親が強い精神力で臨まないと子供を翻弄させてしまいます。息子は始め親のために褒められたくて喜んでもらいたくて一生懸命勉強をしていました。それが、だんだん自分のためにやっているのだということに気がつきます。それは、ひとみ先生、礼子先生の真剣な授業の中から学んでいきました。
そんな中、ひとみ先生の個人面談がありました。志望校や生活指導、躾など根本からご指導いただきました。まさに目から鱗でした。まだ短い期間しか先生と過ごしていないのに、子供をどのように育ててきたか、どのような家庭なのか先生はお見通しです。主人もただただ驚き感動していました。ひとみ先生は子供の指導だけではありません。親の指導も根本からきちんとしてくださいます。先生方との信頼関係があってこそ、乗り越えられる受験だと思います。私たちはひとみ幼児教室を選んで良かったと再確認し、しっかりと目標を定め、改めてこの受験戦争に突入していきました。
ひとみ幼児教室に通いながら勉強する習慣が定着し、家庭では朝は1時間ペーパーや巧緻をやり、幼稚園から帰ってきてからは絵画や制作、実践など子供が飽きないようにプログラムを組み進めていきました。
毎日3時間程勉強し、息子の学力が日増しに伸びていくのがわかりました。また日々の生活の中で、躾の一環として挨拶やお手伝い等をしっかりとするように指導していきました。何事も初めはいやいや取り組んでいましたが、毎日取り組むことで習慣となり、背中を丸めて靴を磨く後ろ姿や正座して洗濯物を畳む姿を見て成長を感じました。
ところが、息子が4月の6歳の誕生日を迎えた頃から今までにない私に対する反抗が始まりました。「やだ、やりたくない。ママ嫌い。・・・」今まで、親の言う通りに行っていたことが出来なくなり私はとても焦りました。そして段々と息子を強く叱りつけ、力で押さえつけるようになりました。今まで、順風満帆に過ごしていた毎日が崩れ始め、私はひとみ先生に苦しい胸の内を打ち明けました。すると、ひとみ先生は「お母様の苦しいお気持ちは良くわかりました。でも、私は嬉しいです。○○ちゃんが自分の意思を持ってお母様にぶつかっていく。これが成長です。今まではお母様の言いなりでした。これを乗り越えるともっともっと成績も伸びて、強くなります。もう自分の意思で自分の足で、進んでいこうとしているのです。
これは大事なことです。お母様はどっしりと構えていてください。・・・」と言われました。それから、先生は授業で息子をビシっと叱ってくださると同時に親の気持ちをきちんと伝えてくれました。その温かさに涙が溢れてきました。息子はひとみ先生の言葉を素直に受け止め、また一緒にお勉強をするようになりました。
息子にとってひとみ先生は母でもありました。子供たちに対して、「あなたたちが苦しいときはいつでも先生に言ってきなさいね。先生はあなたたちをどんなことがあっても守っていきます。私は死ぬ気で合格させます。」とおっしゃいました。常に親と一緒に子供を支えてくださり、時には親以上に子供の心を理解してくれました。息子が安心して通えたのもそんな先生のお陰だと思います。
ひとみ先生のペーパーと平行して、礼子先生の実践の授業が始まり、職人のような技を子供たちは身に付けていきました。これは見ていてとても楽しかったです。日頃の息子を見ていて、息子にこんなことが出来るのかしら?と思う親の心配をよそに、礼子先生は子供達の秘められた能力を次々と引き出してくださりました。又目標を達成するために息子は自ら練習をしました。礼子先生は一つ一つ出来るたびにとても喜んでたくさん褒めてくださりそれが子供の自信へとつながっていったのです。 また、子供の考える力を試す出題も多く、息子は毎回フリーズしていました。息子は教えられたことは完璧にこなしますが、初めてみる新しい問題や自ら考えることが不得意だったのです。これは、私が常に先回りして転ばぬ先の杖となり、教えてきてしまった結果でした。礼子先生はそんな息子をじっくりと最後まで温かく見守ってくださいました。
またその頃、桐朋特訓が始まり、発想力・想像力を要する課題が次々と出題され、息子はひらめかず一時間何もしないで授業を終えることがしばしばありました。私は唖然とし、新たな壁にぶつかり途方に暮れていました。ひとみ先生は「絶対に出来るようにさせるからね。大丈夫!○○ちゃんがひらめくのをじっと信じて待っていてください。辛いかもしれない、でも私が絶対に彼を変えますから。・・・」と言ってくださり、先生方を信じて待ちました。発想力。これはすぐに付くものではありませんでした。しかし、ひとみ幼児教室の桐朋特訓のカリキュラムは他では決して味わえない素晴らしい内容です。ですからこれだけの合格者を出すのだと思います。
始めは息子自身も出来なくて悔し涙を流していましたが、それがバネとなって少しずつ変わっていきました。ひとみ先生のおっしゃるとおり時間はかかりましたが、息子は着実に発想力を身に付けていったのです。親はただじっと待つだけです。でもこれがなかなか出来ないのです。これは受験に限らず息子のこれからの人生に於いてもとても大事な事だと思いました。「自ら考えられる子。」息子と私に足りない物をこの時に気づく事ができたのです。
そして長い夏期講習が始まりましたが、お教室ではお友達と切磋琢磨しあいながら、有意義な時間を過ごしていました。息子は夏休みにもかかわらずひとみ幼児教室に行くのが楽しみでした。楽しみの一つに野崎先生の体操の授業がありました。今まで習った運動の総まとめ、サーキット。野崎先生の体操は運動が大好きな息子にとって癒しの時間でした。普段、体の大きい息子をなかなか持ち上げる事が出来ませんが、サーキットで一番を取ると野崎先生に胴上げをしてもらえます。息子は目を輝かせていつも汗だくでした。
そして、同じ志を持つご父兄の方々との友情や深い絆も生まれました。私たちはとても仲が良かったので、常に情報交換をし合いながら自然と助け合っていて、「みんなで合格しようね」それが口癖でした。
お教室の雰囲気が良かったのも、ひとみ先生、礼子先生を中心に1つの大きな家族だったからです。
何でも相談しあえる、言い合える、そんな環境が苦しさや辛さを忘れ、和やかな雰囲気を作ってくれました。そしていつの間にか私達の事務長となってくれた土井さんのお陰で、スケジュール管理や連絡事項の伝達など、細かいところまで気を配っていただきとても助かりました。
こうして長い夏期講習が無事に終わった時には息子の成長を肌で感じ、嬉しくて涙が出てきました。本当に良く頑張ったと思います。そして、いつも変わらぬテンションで親子を指導してくださった先生方のパワーには驚かされました。子供の能力は適切な環境を与えてあげれば、親の想像以上の力を発揮するのだと実感しました。
それがひとみ幼児教室です。
一回りもふた回りも大きく成長した息子は試験までの二ヶ月間、お教室でも家庭でも自分の意志で勉強をするようになりました。お教室に通いだした頃はメソメソ泣いていたのに、親は通常、授業を後ろに座って見ているのですが、一人で受けたいと言い出し、私は参観をやめました。直前に私は不安で仕方がなかったのですが、ひとみ先生に「もう彼は大丈夫。あなたが受験を楽しむ余裕を持ちなさい。」と諭されました。
そして、ひとみ幼児教室のカリキュラムを全て終え、先生から最後にいただいた心温まるお手紙とお守り、礼子先生からの声援を胸に息子は不安な気持ちは一切なく気合たっぷりで試験に臨みました。先生方の熱心なご指導と皆様のお力添え、また息子自身の力で沢山のご縁をいただくことができました。
しかし、全国統一模試では数回総合1位を取り、ひとみ幼児教室ではトップを走り続けた息子でしたが、残念ながら第一志望校を面接で落としてしまいました。原因は極度の緊張です。これはどうすることも出来ませんでした。小さな息子の肩に重い重圧を知らず知らずのうちに乗せ過ぎていました。この悔しさは言葉では伝えられませんが、たくさんの涙を流してくれたひとみ先生と礼子先生は最後まで私たちを支えてくれました。息子はすぐになぜ合格をいただけなかったのか、しっかりと原因を受け止め前を向いて進み始めました。
私達夫婦は、結果よりも精神的に強くなった息子の成長を目の当たりにし、これが何よりの財産だと思いました。ひとみ幼児教室で培った経験と強い精神力はこれからの息子の人生に必ずプラスになります。そして、今まで不安でいっぱいだった私は今、息子のこれからの成長がとても楽しみでなりません。私もこの受験を経験して母親として成長できたと思います。
ひとみ幼児教室に通って、自ら考えること、自ら学ぶ姿勢、強い精神力、常識、愛情、優しさ・・・。
様々なことを教えていただきました。また、子育ての根本からの見直し、家族の絆も深めることができました。
ひとみ幼児教室に通わなくなって二週間後ぐらいに息子が「ひとみさんに行きたい。また先生とお勉強したい。
ママ連れてって。僕もう一度受験したい。」と言いました。私は驚いて言葉がでませんでした。そして胸が熱くなり、ひとみ先生、礼子先生の愛情はこの短い一年で子供の心にしっかりと響いていることを実感しました。
この純粋な息子の気持ちがひとみ幼児教室の全てだと思います。
最後に、大好きなひとみ先生と礼子先生方に出会えたこと、お世話になった全ての先生方、一緒に助け合えたご父兄に心から感謝致します。今年もたくさんの笑顔がお教室に溢れることを心からお祈りいたします。
先生方たくさん私達を可愛がって下さり、本当にありがとうございました。