国立学園小学校の魅力

元気いっぱい、伸び伸び、野性児!それが国立学園の魅力です。皆さん、ガリ勉、ひ弱なイメージがあるかも知れませんが、事実は全く逆です。校内着の体操着はいつも真っ黒で、子供たちはいつも外で遊んでいます。放課後の校庭開放もあり、みんなで泥だらけになれる環境があります。強く逞しい心身を鍛えるといった感じです。

昨年、私の生徒が編入して8月から通いましたが、体力がなかなかついていけないようだと教頭先生が話されておりました。たった半年でも学園の子供たちってどれだけ体力を伸ばしたのかと感心しました。生徒たちは活発で、元気で、力がみなぎっています。でも多くの弱虫で軟弱なタイプは学園に入れると半年で変わります。過去に私の生徒でとても可愛い女の子がおりました。お嬢様で話し方もゆる~くて、「あのねぇ~せんせい~私ねぇ~」という話し方の生徒でした。これで大丈夫なのかととても心配しておりました。6月のオープンスクールで彼女が遠くから私を見つけて走って来て、「先生!あそこに誰々がいて、誰はこの教室よ。」ととても早口で話したのにはもの凄く驚きました。学園マジックというか、心配したのが嘘みたいでした。大きな成長を感じました。

また息子がお世話になっていた時、5年生の担任の先生からお聞きした話ですが、いつもになく職員会議が長引き、一時間近く教室に行けなかったそうです。大変なことになっているのではないかと不安になりながら、教室に来ると、何と静かにみんなで自習しているではないですか。聞くと国語の授業だったそうですが、国語の係が自己判断で、「教科書のここのページを自習してください。」と話したそうで、みんながそうしていたそうです。先生は本当に感動したと話されていました。その話が忘れられません。そのクラスの壁には学級目標の「自立」が掲げられておりましたが、人に言われても出来ないこの世の中で、言われなくても出来るこの子たちは凄いなぁと思いました。「自分で考えて自分で行動する」学園の教育がここに生かされていたのでしょう。

また学園の卒業旅行も凄いです。生徒たちがグループになり、自分たちだけで行動します。自分たちが選択した場所に、自分たちで決めた手段と順路で行きます。先生は決められた6か所位と宿舎に待機するのみ、生徒とは同伴しません。生徒たちは自分たちが決めた4か所を巡り宿舎に戻ります。我儘な生徒たちの多い中、事故なく成し遂げて来られたのには大変なご苦労があったと思います。協力して、みんなで成し遂げる大仕事。それは6年間の教育の集大成でしょう。たった6年間の学友だけど、強く沢山の思い出が出来ることでしょう。だからこそ自分で学校も決め、努力し、受験が出来るのでしょう。自分の人生は自分が主人公。その為に努力し、頑張る。失敗しても、それを糧に強く生きるすべを学ぶ機会にする。人生は長い、それを見守る親と学校がここにあります。楽させよう、苦労させたくないとはけなげな親心ですが、一生親が付いていたり、指図出来るわけではありません。自立させ、苦労を共にし、アドバイスをしてあげながら成長を見届け、どんな時代にも生き残れる強い人間にしていくのも確かな教育です。「苦労は買ってでもしなさい。」と言える親は少ないかも知れませんが、甘やかすことだけが愛情ではなく、一緒に乗り越える親子も素晴らしいと思います。どこの学校に入らなければならないと思い込む親以外は最高に良い学校だと思います。「開成でなければ、行く意味がない。」と思う親には行かせたくありません。学歴偏重の偏った人間が出来ます、上手くいかないと劣等感の塊になります。それでは余りに可哀想です。

人生は自分が選択し、努力し、反省を繰り返し、また新たに決断する、その繰り返し。好きじゃない人は世の中に多く、好きな仕事でも苦しいばかりと思える内容も多い。努力が報われないことも多く、思い通りになることも決して多くはないのが現実。

中学受験は一回の受験のチャンスと割り切り、結果ではなく、経過にこだわって次につなげて頂きたいと思います。学園では沢山の生徒たちが素晴らしい実績を出しているのも事実。私の生徒も昨年も「筑駒に入りました」と報告してくれました。「先生の教室で思考力を鍛えてくれましたから、感謝しています。」なんて言われて、悪い気持ちはしませんでしたが、確かにみんな凄い学校に合格しています。でもそれ以外でも良いのです。まだまだ頑張れる余力がないと、意味がないのです。中学受験はゴールではありません。大学受験もゴールではありません。就職先もゴールではありません。社会に出て、伸びて行ける人間。人の為に生きていける人間。自分が死ぬときに自分の人生は幸せだったなと思えるように生きて欲しいと願っております。精一杯、後悔しないように生きることが私の目標です。何事にも一生懸命頑張る力を育てる学校だと思います。そして手を抜いたり、頑張りたくない時、頑張らなくても良い学校でもあります。それは自分で決めることが基本姿勢だからです。勉強は親の為にするのではない、自分の為にするものだから。

>>国立学園小学校 公式HP

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