ひとみ先生に初めてお会いしてから、早いもので5年が経ちました。長男の受験のために、幼稚園に置いてあったパンフレットを見て体験授業に伺ったのが始まりでした。そして今回は、次男の受験で再び教室に足を運ぶことになりました。
相変わらずパワフルなひとみ先生、そして冷静で的確な礼子先生に久しぶりにお会いし、なんだかとても安心したことを覚えています。長男のときと比べ、働いているお母様方も増え、クラスは土日に集中していましたので、週末は子どもとしっかり向き合う大切な時間になりました。
年中の夏期講習からスタートしました。赤ちゃんのころから周囲の変化にとても敏感だった息子は、最初はおっかなびっくり教室に入り、私のそばを離れようとしませんでした。「自分にちゃんとできるのだろうか」と不安が強く、なかなかペーパーにも取り組めませんでした。しかし、年中の先生が何度も声をかけてくださり、やってみたらできること、そしてできたら大きな花まるがもらえることがわかり、次第に教室に通うのが楽しくなっていきました。
年中の秋から冬にかけては、教室で習ったことをしっかり復習し、きちんと理解することを第一に取り組みました。また、折る・切る・貼るといった巧緻性の基本的な作業を、丁寧にじっくり行いました。あわせて、本もたくさん読むように心がけました。
年長になると、取り組むべきことが一気に増えていきました。ペーパー学習は、ひとみ先生のおっしゃる通り「授業中にできるだけ理解すること」を目標としました。復習では、息子に「どうやって考えたか」を聞きながら、理解が不十分な部分を中心に確認をしました。年長の後半になると、得意・不得意がはっきりしてきたため、特に苦手な分野を重点的に取り組みました。得意な分野でも、時間が空くと忘れてしまうこともあるため、定期的にチェックするようにしました。ペーパーの量は全体としては少なめでしたが、全ての分野を一通り終えるまでは「理解すること」を最優先にして学習を進めました。特に図形など具体物が使える分野では、実際に見たり動かしたりしてからペーパーで確認するようにしました。
礼子先生の巧緻性指導が始まると、「塗る・切る・貼る・折る・結ぶ・ちぎる」など、毎日取り組みました。作ったものはすべてノートに貼り、制作時間も書き留めました。ノートを見た礼子先生に「すごいね、よく頑張ったね」と褒めていただけるのが嬉しく、ますます意欲的に取り組んでいました。飽きずに続けられるよう、さまざまな種類の画用紙や、素材の違うひもなどを用意して取り組みました。ある程度のスピードも必要になるため、兄と競争をしながら進めることもありました。
「大切なことは、毎日少しずつ続けること」という礼子先生のお言葉を胸に、毎日続けました。巧緻性の練習時間は1時間程度に設定し、その日に行う項目を決め、できたらシールを貼って励みにしました。ほとんどの作業を息子自身が行い、最後のほうは自分で項目をノートに書き込むようにもなっていました。
また、夏休み前からは桐朋特訓も始まりました。発想力に自信がなく、完璧主義の息子は細かい部分にこだわりすぎて、全体を見失ってしまうこともありました。それでも回数を重ねるうちに、毎回の復習で制作した作品をひとみ先生に見ていただくのを楽しみに、努力を重ねていきました。先生に褒めていただくことで、さらに頑張る気持ちが高まったようです。
夏期講習では、これまでの復習に加え、更なるステップアップのためのカリキュラムに取り組みました。授業中に理解できているかを確認しながら復習し、夏ならではの行事や体験も大切にしながら、絵画や工作にも力を入れました。動物園に行き、汗だくになりながらスケッチをしたのも良い経験となりました。
直前期には、「1問も落としたくない」という気持ちから、時折プレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。それでも、先生方の励ましに支えられながら乗り越えることができました。ひとみ先生からのお手紙と、礼子先生からのメールは、本番まで毎日読み続けました。試験当日には、先生からいただいたお守りを手に「これでフル充電!」と言って、試験会場へと向かいました。時にはお守りと会話をすることもあり、気持ちを落ち着けて本番に臨むことができました。
教室に通い始めたころには発言もできず、涙もろかった息子が、本番の面接では親を振り返ることなく、初めての場所で初めて会う先生に自分の意見をしっかり伝える姿を見て、子どもの大きな成長を実感しました。これは親だけでは決して成し得なかったことであり、教室の先生方に支えていただいたおかげだと心から感じています。また、お教室で出会ったお友達やその保護者の方々との関わりも、大きな励みとなっていました。これこそが、ひとみ先生のおっしゃる「子育て」なのだと実感しています。
お昼ごはんを食べながら、お母様方と情報交換をしたり、愚痴を言い合ったりした時間も、とても楽しく、貴重な思い出となりました。「一緒に頑張ろうね」と励まし合える仲間がいたからこそ、最後まで乗り越えることができたのだと思います。
本当にお世話になりました。先生方、ありがとうございました。二人とも、先生方が大好きですし、お教室に通うことを楽しみにしていました。これから先、人生の中でうまくいかないことも多くあるかと思いますが、そんなときには先生からいただいたお手紙を読ませ、先生がどれほど愛情をもって接してくださったかを思い出し、また力をもらおうと思っています。
小学校受験は、自分自身を見つめ直し、子育てを深く考える良い機会でもありました。普段の生活や何気ない会話をじっくり見直してみると、新たな気づきがたくさんあります。そして、その気づきを与えてくれるのが、ひとみ幼児教室だと思います。1つ1つのことを見つめ直すことによって、自然と結果がついてくるだけでなく、親としても大きく成長できると感じました。受験を控えている方々、どうぞ日々を大切に、丁寧に過ごしてください。心より、皆様のご健闘をお祈り申し上げます。
